既に離婚調停又は離婚訴訟をしている場合
— 渋谷の弁護士が解説

今現在離婚調停中、または離婚訴訟中のあなたへ
弁護士から伝えたいこと!

渋谷・神宮前の当事務所にも、「既に調停が進行中で、途中から弁護士にお願いしたい」というご相談をいただくことがあります。

離婚に向けた手続きの中で、既に家庭裁判所での離婚調停や離婚訴訟が始まっているという方もいらっしゃることでしょう。

「ここまで自分でやってきたけれど、これから先が不安」「相手の主張に納得がいかない」「裁判所の手続きが複雑でわからない」と感じる方にとって、今からでも弁護士へ依頼することには大きな意義があります。本記事では、調停・訴訟の途中段階で知っておくべき対応のポイントを解説いたします。

まず押さえる結論

今日・明日にやるべきこと

  • 次回期日の日付と場所を確認する
    書面の提出期限がある場合はその期限も
  • これまでに裁判所に提出した書類・相手方の書面をすべて揃える
    調停申立書、答弁書、準備書面、証拠書類のコピー
  • これまでの期日で話した内容・調停委員から言われたことをメモする
    記憶が新しいうちに時系列で整理
  • 弁護士の無料相談を予約する
    次回期日の2週間前までに相談できると、戦略の立て直しが間に合います

やってはいけないこと

  • 「今さら弁護士に頼んでも遅い」と思い込む
    途中からの受任は実務上よくあるケースです
  • 相手方弁護士と直接交渉してしまう
    調停・訴訟の外での発言が記録に使われるリスクがあります
  • 不利な内容で調停合意にサインしてしまう
    調停調書は判決と同じ効力があり、原則撤回できません
  • 期日を無断欠席する
    調停は不成立になり訴訟へ移行、訴訟では敗訴判決のリスクがあります
  • 調停委員に感情的に不満をぶつける
    調停委員の心証が悪化し、こちらに不利な方向に動くことがあります

調停と訴訟の違い

離婚調停

家庭裁判所に設置された調停委員会のもとで、夫婦双方の話し合いにより合意を目指す手続きです。当事者は別室に待機し、調停委員が交互に話を聞きます。合意が成立すれば調停調書が作成され、判決と同じ法的効力を持ちます。合意に至らなければ不成立で終了します。

離婚訴訟

調停が不成立になった後に提起できる裁判手続きです。裁判官が証拠と主張に基づいて判決を下します。訴状・答弁書・準備書面の作成、証拠の提出方法、口頭弁論期日への出席など、法律の専門知識が必要になる場面が多くなります。

途中から弁護士に依頼するメリット

どちらの段階であっても、途中からの依頼で次のような対応が可能です。

これまでの経過を整理し、戦略を見直す

主張すべきポイントの見落としがないかを確認

書面の作成・提出を代行する

法律用語や形式に則った説得力ある書面を作成

相手方弁護士との交渉を引き受ける

弁護士同士の交渉で合意形成がスムーズになることも

期日への出席を代理する

仕事や育児と並行して手続きを進められる

調停中に押さえるべきポイント

調停委員の「提案」は合意ではない

調停委員が「このあたりが落としどころではないか」と提案してくることがありますが、これは法的拘束力のある結論ではありません。提案内容に納得できなければ、応じる義務はありません。ただし、感情的に拒否するのではなく、理由を整理して伝えることが重要です。

調停調書にサインする前に

調停が合意に向かう場合、最終的に調停調書の内容を確認する機会があります。調停調書は判決と同じ効力を持つため、財産分与の金額、親権者、養育費の額と終期、面会交流のルールなど、すべての条項を細かく確認してからサインしてください

調停不成立後の選択肢

調停が不成立になった場合、こちらから離婚訴訟を提起するか、相手方が提起してくるかのいずれかです。調停の中で出た相手方の主張内容は、訴訟でも参考にされるため、調停段階から証拠と主張を整理しておくことが訴訟での有利につながります。

訴訟中に押さえるべきポイント

主張と立証の重要性

訴訟では、離婚原因の有無、財産分与の範囲と金額、慰謝料の額、親権者の適格性など、すべて証拠に基づいて判断されます。本人だけで対応すると、主張すべきポイントを見落としたり、証拠の出し方を誤ったりして、不利な結果を招くことがあります。

和解の可能性

訴訟中であっても、判決前に和解で解決するケースは少なくありません。裁判官から和解案が示されることもあり、条件次第では判決を待つよりも有利な結果になることがあります。和解案を受け入れるかどうかの判断には、法的な見通しに基づいた助言が必要です。

答弁書・準備書面の期限

裁判所から指定された書面の提出期限を守ることは極めて重要です。期限を過ぎると主張の機会を失うことがあり、特に答弁書を出さないまま期日に欠席すると、敗訴判決が出る可能性があります。

放置・独断対応のリスク

期日を欠席するリスク

調停を無断欠席すれば不成立となり、訴訟に移行します。訴訟の期日を欠席し答弁書も出さなければ、相手の主張をすべて認めたと扱われる可能性があります。

不利な条件で合意するリスク

「早く終わらせたい」という気持ちから、財産分与・親権・養育費の条件を十分に検討しないまま調停で合意してしまうと、その内容が確定します。調停調書は原則として変更できないため、合意前に必ず内容を精査する必要があります。

主張の機会を逃すリスク

調停・訴訟ともに、主張すべきタイミングを逃すと、後から追加するのが難しくなります。特に財産分与の対象財産の漏れ、相手の収入の過少申告、慰謝料の根拠となる事実の指摘など、早い段階で主張しておくことが結果を大きく左右します。

弁護士に無料相談するとどうなるか

渋谷・神宮前の当事務所の初回無料相談(30分)は、次のように進みます。

事前準備

これまでに裁判所に提出した書類・相手方の書面のコピー

次回期日の日付と、争いになっている論点のメモ

ご自身の希望する着地点

離婚条件、親権、金額など

書類が手元にない場合でも相談は可能です。口頭で経緯を伺うところから始めます。

相談当日の流れ

現状の把握

手続きの段階、これまでの経過、争点を整理します

主張の検証

見落としているポイント、追加すべき証拠がないかを確認します

今後の戦略提案

次回期日で何をすべきか、和解に応じるべきかを判断します

途中受任の可否

次回期日に間に合うかどうかを含めて、依頼の可能性を検討します

相談後に得られるもの

  • 現在の手続きの法的な見通し
  • 主張や証拠の過不足の確認
  • 次回期日までにすべきことのリスト
  • 依頼する場合の費用見積もり
    着手金22万円〜、分割相談可

渋谷・神宮前の弁護士からのメッセージ

進行中手続きの立て直し支援

渋谷・神宮前の当事務所では、すでに動き出している手続きを前提に、どこから立て直せるかを一緒に考えます。期日間で何ができるか、次の期日で何を主張するか。その一つひとつが、最終的な結論を形作っていきます。お手元の書類を持って、まずは一度ご相談ください。

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